安全保障部会作成要請書27本目、政府宛提出要請書111本目、平成16年1月13日提出
武力攻撃事態における我が国の平和と独立並びに
国及び国民の安全の確保に関する法律(案)
(武力攻撃事態法案)についての要請

【要請の趣旨】

わが国の安全保障政策も、近年の国際情勢の推移とともに国民の理解も得られるようになり、このたび、政府がいわゆる武力攻撃事態法案や国民保護法案の検討・国会提出を考えられるに至ったことは、ここ20年にわたり内部に安全保障部会を設置し、政府へ27本もの意見書・要請書を提出してきました当団体としても、国が滅びる前になんとか対応できそうだ、と喜んでおります。
 それにつけて、今回、政府提出の『武力攻撃事態における我が国の平和と独立並びに国及び国民の安全の確保に関する法律(案)』について当団体の安全保障部会も真剣に検討させていただきました。
 本法案は、単に武力攻撃事態への対応にとどまらず、国家危機事態への対応に係る将来の包括的かつ総合的な法制の整備につながる極めて重要な意義を有するものと考えておりますが、努めて全国民的合意を得るため、若干の点につき御検討賜りたく、ここに率直に御進言申し上げる次第であります。
 どうか、私どもの真意をお汲み取り下さいまして、何卒よろしく、御検討賜りますよう重ねて御願い申し上げます。

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