協和協会とは

昭和49年12月28日、岸信介元総理大臣を会長として設立されたシンクタンクである。本格活動したのは、岸信介元総理が国会議員を引退する決意を表明した昭和53年の11月からである。
 当初の構成メンバーは「戦前・戦中・戦後に政・財・官・学・民の各界指導者クラス」を会員とし、その活動趣旨は「各界の指導者クラスが一室に会して協調和合し、過去を検証するとともに、今後の国家のあり方を考えること」であり、かつ「政党・派閥・利害・打算の次元を超えて、真に国家的課題を追求し、以て、国家・国民、さらに世界・人類のため貢献する」ことにある。岸信介会長は、そのために、当協会を「財団法人」として設立した。
 「協和協会」の名称の原典は、「昭和」の元号と同じく、中国の古典『書経』の中にある「百姓昭明 万邦協和」から採っている。
 当財団は、その後約40年、会員資格や役員組織について少し要件を緩和しているが、その活動は上記の精神・趣旨に則って継続活動してきている。月例講話会のほか、内部に教育部会、科学技術部会など8つの部会と、新エネルギー委員会、環境技術委員会など5〜6の委員会が、活動してきており、これまで40年間に、時の政府へ提出した要請書は、137本におよぶ。
 なお、歴代会長(会長代行)は次のとおり。創立会長は岸信介元総理。逝去後、第2代会長には、福田赳夫元総理、第3代会長には、櫻内義雄元衆議院議長、第4代会長には、塩川正十郎元国務大臣、第5代会長代行に江口一雄元衆議院議員、現在、第6代会長代行として、岸信介初代会長の直系の孫・岸信夫衆議院議員(現外務副大臣)が、平成27年4月1日から代表理事兼会長代行に就任している。また、歴代の理事長は、初代が、植竹春彦元参議院議員・郵政大臣、第2代が小川鍛元東北管区警察局長・元松下電器産業 専務取締役、第3代が上田稔元参議院議員・国務大臣環境庁長官、第4代理事長兼代表理事に半田晴久世界芸術文化振興協会会長が就任している。
 なお、昭和53年11月、岸信介会長より、執行役員(常務理事兼事務局長)として任命された清原淳平が、常勤の代表理事兼専務理事として、現在も実務執行に当たっている。