令和元年9月26日(木)

人類の活動は、気候変動や異常気象に影響を与えているか?

橋田俊彦先生

橋田俊彦先生

気象庁前長官、気象庁元予報部長



概要

地球上で工業化が始まった1880年から2012年の間で、気温が0.85度上昇している。数々の統計資料を分析すると、太陽周期による自然原因は最大で約0.1度であり、火山噴火やエルニーニョ現象など自然的な要素もあるが、その主原因は、大気中の二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素の増加という人為的な要素による、と考えざるをえない。また、異常気象とは、「ある地域、ある時期において、30年に1回以下の頻度で発生する現象」と定義されている。世界の平均気温の予測統計では、このまま、温室効果ガスの排出が続けば、気温はますます高くなって行くであろうし、年平均降水量も増加する可能性が高い。日本だけ見ても、平均気温は約4.5度上昇、猛暑日は年間20日、大雨発生も2倍以上になるだろう、とされ、これに対する対策についても種々言及され、国は早急に対策を立てる必要があると痛感いたしました。(清原記)
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