平成30年1月15日(月)

新春懇親会

──安倍政権で外患内憂の克服を!──


年頭挨拶
半田晴久理事長

半田晴久理事長

 私がスポンサーをしているサッカーチームの選手やゴルファー、それから予備校の生徒などにいつも話しているのが、「大砲の理論」です。これは、志は常に高く持て、ということ。大砲は、重力や空気抵抗によって的の下に当たる。何かを成し遂げようと思ったら、それよりも高い志を掲げなければ達成することはできません。何かの分野で一流の成績を残した人物は、心技体を超えて、志を人より高く持って、それを常に公言しています。志を高く持てば、運や能力を引き寄せることができる。心技体はその後についてくるものです。そして、自分の周囲で考えうる最高のライバルを見つけ、「負けてたまるか」という気力を持つことです。「ゆとり教育」では、学習意欲が下がってしまう。これではいけない。小さいころから高い志を持たなければ、一流にはなれませんし、年をとっても、何歳になってもそれを持ち続けることが大事です。
 もう一つが、松下幸之助の「情熱の定義」。能力が同じなら、情熱が一番ある人間に仕事を任せるべきだ。経営者は、部下の10倍、100倍の情熱を持たなければ、10分の1も伝わりません。そして、あらゆる場所、機会において、言い続けること。これが情熱です。
 人間は志す以上のものにはなれません。志には年齢・性別、関係ありません。今後も私は、創立者・岸信介元総理の志を継いで、協和協会・時代を刷新する会を支えていく所存です。どうか皆様も、志を高く持って、今年1年も協和協会、時代を刷新する会の活動に取り組んでいただきたいと思います。本年もよろしくお願いいたします。(拍手)
ご案内状(pdf)

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総合司会・議事進行
清原淳平専務理事

清原淳平専務理事
 当日の司会進行:清原淳平代表理事兼専務理事が前半を担当した。
 安倍晋三総理よりの祝辞は、開会冒頭、壇上にて、清原淳平代表兼専務理事から、代読された。

■ 共催した2団体の設立趣旨・経緯 「公益財団法人協和協会」と「時代を刷新する会」とは、昭和の後期に、いずれも岸信介元総理によって設立された。岸信介元総理が国会議員引退を決意した昭和53年秋に、清原淳平が呼ばれ、「(財)協和協会」の執行役員を命じられた。「協和協会」は、戦前・戦中・戦後に指導者クラスを務めた生存者が一室に会し、大敗戦に到った原因・経緯を究明するとともに、日本が、向後いかにして発展して行くべきか、の検討を目的とした。具体的には、月例講話会のほかに、内部に専門部会・委員会を設置して、要請書をつくり、時の政府へ提出することから始めた。そうした要請書をまとめてゆくにあたり、清原が困ったのは、会員が大物なので、発言はされるが、自ら筆をとって書くことはされないので、事務局の負担が大きいことであった。そこで、清原は、岸信介会長に進言し、「協和協会」とは別の姉妹団体として、思想健全な学者・教育者・評論家・技術者など専門家、そして志ある民間有志が参加する団体を、新設していただきたい、とお願いしたところ、即座に同意され、昭和56年11月4日に、設立されたのが「時代を刷新する会」である。以降、法人格は異なるので、役員会構成や月例講話会は別々であるが、各種部会・委員会は協力して、今日まで実に137本の政府宛要請書をつくり、時の政府に提出してきている。そうした経緯から、両団体は、新春懇親会を共催してきている。設立以来約40年、いまは当初会員の孫も参加し始めており、そうした事情を知る清原が、新春懇親会の議事進行を、率先務めている。(団体の設立経緯・活動内容については、各団体のホームページ、清原淳平のホームページ参照)

乾杯の挨拶と音頭
大野功統先生

大野功統先生
(元衆議院議員、元防衛庁長官)
あけましておめでとうございます。半田先生のお話で、「何歳になっても大志を抱け」という部分が響きました。私はいま82歳ですが、「ああ、引退するのが、早すぎたなあ」と思いました。もっともっとやるべきことがあったのに、と反省しておるところです。世界はいま内向きになっている。アメリカではトランプ大統領が「アメリカファースト」と言っている。それからイギリスは「ブレグジット」。せっかく共同でやろうというのが崩れてきているんですね。こういうときに必要なのが国際的視野ではないでしょうか。そして日本においては少子高齢化、北朝鮮問題。長期的、国際的に考えていかなければならない問題が山積しています。どうか皆様、今年一年、協和協会、時代を刷新する会に出て、大いに議論をしていこうではありませんか。それでは、新しい年、皆様の御健康・御多幸を祈念して、大きな声でご唱和ください。乾杯!

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諸先生からスピーチをいただきました(発言順)
大日方鴻介先生

大日方鴻介先生
(現代日本書家協会会長、日本春秋書院院長)
  現代日本書家協会では、毎年4月に六本木の国立新美術館において、「全国公募書道展」を開催しています。(公財)協和協会、時代を刷新する会のご協力を得まして、内閣総理大臣賞、衆議院議長賞、参議院議長賞、文部科学大臣賞、厚生労働大臣賞、経済産業大臣賞というすばらしい賞をいただいており、大層感謝している次第であります。また、これとは別に東京都美術館で「新美協展」というものも開催させていただいております。これからも、志高くがんばってまいりますので、今年一年よろしくお願いいたします。


高橋利行先生

高橋利行先生 (政治評論家、読売新聞元解説部長・論説委員・編集局次長・新聞監査委員長)
日本の政治は、安倍さんが国政選挙5連覇ということで安定している。「退屈だ」という人もいますが、この安定というのはすごく大事な価値です。安定しているからこそ、改革ができる。国際社会にも強くものが言えるんです。しかし、安定を維持していくには、切磋琢磨と努力が必要。引き締めないといけません。


浜野潤先生

浜野潤先生 ((公財)協和協会理事、内閣府元事務次官)
安倍政権は長期安定し、役人たちも私心を去って日本国のために十二分に能力を発揮しています。役人をうまく使いこなせてこそ政治家だと思います。長期安定政権は国際的にも決して珍しいことではありません。これからも安定が続くことを祈念しつつ、私も高い志を持って本年も協和協会の活動に参加していきたいと思います。

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若林克彦先生

若林克彦先生 ((公財)協和協会理事・教育部会長、ハリウッド大学院教授、国士館大学元学長)
教育部会では、ここ数年、大学を中心とした高等教育改革を中心に検討しています。日本人の能力は高いですが、政策的に徹底してやることがなく、集中投資する中国に追い抜かれるという危機感があります。日本の大学教育に対し、有効な提言ができるように、教育部会で議論していきたいと思います。


坂本忠彦先生

坂本忠彦先生 ((公財)協和協会評議員・環境技術委員長、(一社)日本大ダム会議顧問、元建設省土木研究所長)
今、環境問題で最も国際的関心を集めているのが地球温暖化。CO2排出を抑制するパリ協定からアメリカが脱退することになりました。正式な脱退手続きはトランプ大統領の1期目の任期が終わるころのようですが、今後の環境問題の国際会議は中国がイニシアティブを握ると見られます。


松本治男先生

松本治男先生 ((公財)協和協会理事・交通部会長、警察庁中部管区・近畿管区元警察局長)
平成29年の交通事故死者数は、約3700人。この数字は、統計開始以来最小です。しかし、先日も高齢運転者が悲惨な事故を起こしました。自動運転車の普及や、高齢者の運転免許自主返納推進、それに代わる公共交通機関の整備は喫緊の課題です。本年の交通部会でも、対策に取り組んでいきたいと思います。

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関田康慶先生

関田康慶先生 ((公財)協和協会評議員、東北福祉大学教授、東北大学名誉教授)
私どもは親子三代でこの会に参加しております。私は岸信介先生に直接お目にかかったことはありませんが、父から、「人の意見をしっかりと聞く、ものすごい集中力をお持ちだった」と聞きました。医療福祉部会を再開するに当たり、社会保障のあり方、認知症の予防、医療事故の防止といった、広範なテーマを取り上げていきたいと思います。


小田垣祥一郎

小田垣祥一郎 ((公財)協和協会評議員、警察庁東北管区元警察局長)
アベノミクスの成果により、経済の各指標は大幅に改善し、日本は元気を取り戻しました。一方で、昨年の新生児数は94万人で過去最少の数字になりました。少子化問題克服は時間のかかる課題でありますが、「希望出生率1.8」達成に向けて、微力ですが我々も最善を尽くして努力してまいりたい所存です。


宇田信一郎先生

宇田信一郎先生 (ロンドン大学LSE国際経済フォーラム会長、元BBC・NHK記者)
私は父・宇田国栄(元衆議院議員)の秘書役を務め、その貴重な経験から岸信介先生の謦咳に接しました。保守合同を実現するまでの裏話や、安保改定に人生をかけて取り組まれたことなど、語りつくせないほどのエピソードがあります。今後も、そうした岸信介先生の志を語り継いでいきたいと思います。

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半田晴久理事長

半田晴久先生 ((公財)協和協会理事長)
オペラ歌手でもある半田晴久理事長が、すばらしいアカペラで「ふるさと」を歌い、つづいて、全員で合唱した。



小林正先生

小林正先生
(小林正先生 元参議院議員、新緑風会政策審議会長)
最近アメリカで女性を中心に「#Me Too」という運動が起きている。「自分もセクハラ被害に遭った」という意味だそうですが、反対すると男女差別論者のレッテルを貼られる。この運動の背後には共産勢力がいるといわれています。行き過ぎると少子化がさらに急スピードで進行する恐れのあるきわめて危険な運動です。

閉会の辞
清水明夫先生

清水明夫先生 ((公財)協和協会監事、国税庁長官官房元監督官)
私は今年95歳になります。しかし、何歳になっても志を高く持ち続ける、という言葉に決意を新たにしました。本日ご参加の皆様は、かつて社会的に活躍され、今も国を思い、よき意見を出してくださいます。どうか、本年の両団体の会合、そして来年の新年会も、皆様元気でご参加いただけることを心から祈念いたしております。


後半の司会を務めた重田典子総務課長と高津優介主任

後半の司会を務めた重田典子総務課長と高津優介主任
新年会の後半は、このふたりが進行努めた。まず重田課長が、後半の流れを話した。さらに、会員の年頭所感がつづいた最後あたりで、半田理事長がソロで歌われること、その後、参加者全員で唱和したい旨などの説明を行った。また、経歴・役職の紹介は、高津主任が行った。

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