平成29年7月26日(水)

長い人生体験を経て到達した私の考え方

清水明夫先生

清水 明夫先生

(公財)協和協会監事、税理士、
元国税庁長官官房監督官



概要

私は今年で94歳になる。戦争に行き、中国では戦 友が目の前で銃弾を受けて倒れた。その後、国税庁(当 時は大蔵省)の税務職員の試験に合格し、長官官房監 督官などを務めた。協和協会にかかわってからも数十 年たつ。これまでの人生で得た教訓として、(1)何事に も興味を持つこと。戦前は教職にあり、入庁するまで 税の知識はほとんどなかった。昭和26年に税務大学 校に入り、民法や税法などの法律を学んでいくうち に、法律の面白さに気がついた。また、軍隊時代は、 飛行機の性能や武器の性能を知ろうとするうちに、鉱 物や金属についても詳しくなった。今でも、地球温暖 化から政治に至るまで、広い範囲を勉強しており、毎 月月刊誌に随筆を書いている。(2) 侵略戦争はしてはな らない。中国戦線では多くの戦友を亡くし、その悲惨 さは身をもって体験している。ただし、国を守るとい うのと侵略戦争とは全く違う。だから、憲法に緊急事 態条項を設けることには大いに賛成だ。(3) 身の回りの 家事はできるようにしておかなければならない。私の 妻は15年程闘病していたが、その間は洗濯などの身 の回りのことはすべて自分でやっていた。今でもそれ は役に立っている。ある統計では、妻に先立たれた男 性は1.3倍ほど寿命が縮まるらしい。それは身の回 りのことはすべて妻に任せきりだったからだろう。長 寿の秘訣はと問われるが、病気になっても無理して三 食食べるなど、気力をなくさないことが第一だろう。 その他、税制のお話、税務署時代の体験から政治、外 交問題まで多岐にわたり、一同感銘しました。
ご案内状(pdf)

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