平成22年6月30日(水)

民主党政変、政界大再編!

板垣英憲

板垣英憲先生

政治評論家


講話概要

昨年の政権交代で、国民の高支持率を得た民主連立政権も、あれよあれよという間に20%前後に低落し、そのまま、頑張り続けるかと思われた鳩山由紀夫総理も、社民党の政権離脱、そして、劇的な小沢幹事長との抱き合い辞職となり、そして、菅直人内閣の誕生、国会論戦もないままの閉会、7月11日に参議院選挙、という慌ただしい日程となりました。
 しかし、「政治の世界は一寸先は闇」といわれますが、こうした急激な変化は、一般国民としては、その内実がよく掴めず、納得しがたいところもあります。
 どうしたことから、今回は、お若い頃は、毎日新聞の記者として、総理はじめ有力議員の番記者、各省庁詰め記者を歴任し、昭和60年に「政治評論家」として独立され、以来、沢山の評論、また、沢山の御著書もある板垣英憲先生に御解説をいただきました。
 この25〜6年、取材・執筆・講演をされ、御著書も150冊に及ぶ政治経済評論家だけに、この日のお話は、初めて聞く政界の裏話・秘話も多く、それを一つ一つ挙げるのも憚られるので、ここでは挙げませんが、例えば、菅直人首相のこれまでの政治活動経過に触れ、その結果、いま(この講話当時)、菅内閣が誕生して世論調査での人気はV字上昇しているが、これは間もなく、急速に低落して行き、来る参議院選挙では、民主党はかなり後退するだろう、と論評されたことは、選挙の終わった今、まさに、その予言通りとなりました。当日は、御講話のあと、選挙前だっただけに、会員からもいろいろ意見が出て、質疑応答も盛んでした。

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