平成16年5月17日(月) |
教育現場での恐るべき |
小林正先生
当協会理事、教育問題専門家、元参議院議員・新緑風会政策審議会長講話概要
皆様方も、お子さんやお孫さんをお持ちである以上、教育には関心をお持ちのことと思います。わが国では、久しく教育の後輩が叫ばれてきましたが、なかなか改まる気配はなく、近年のテレビ・新聞・雑誌の報道を見ても、むしろ、青少年や壮年に性犯罪的なおかしな事件が続発していて、暗澹たる思いに陥ります。
その原因は何か、それは、一部政治勢力の方針、そしてそれを受けて活動する教育現場の一部教職員にあることは明らかですが、彼らの戦略・戦術はますます巧妙になってきておりますので、一般の人にはそれがなかなか分かりません。特に、近年の「ジェンダーフリー教育」の風潮は、恐るべきものがあります。そこで今回は、教育専門家であり、こうした問題の分析では第一人者である、小林正先生に解説をいただくことにいたしました。
御講話では、近年、左翼勢力により、「児童の権利条約」「男女共同参画」「ジェンダーフリー教育」など、一見正当性があり、耳に快く響く概念が提起され、国会も行政も社会も教育会もこれを受け入れているが、それが教育現場において、実際はいかにおかしな教育として具現化され、児童生徒の教育に悪影響を及ぼしているかを、数々の実例を挙げて解説をいただき、特に、「ジェンダーフリー教育」の名のもとに、小学生男女にも、女性器や男性器を図示し、また動物の性交図を掲げて教えている実情などが説明され、出席者一同、呆気に取られるとともに、こうした偏向した教育実態に憤激する声が起こりました。