令和5年12月18日(月)

ウクライナ戦争の教訓から、日本の防衛を考える!

西村金一先生

西村金一先生

軍事・情報戦略研究所 所長



概要

 ウクライナ戦争を見て、特に中国と北朝鮮は衝撃を受けた。戦車等地上戦兵器の性能は、ロシアと中国・北朝鮮とでほぼ同じかそれより劣るが、戦力で数倍上回っていたにもかかわらず、開戦から1年半でロシアは戦車の7割と火砲のほぼすべてを失った。中国・北朝鮮も、今戦争を仕掛ければ同じ程度の損害を被るとみて、軍事戦略を見直している。また、電子戦・情報戦においても、欧米の衛星での協力により、ウクライナが上回っている。情報戦は、日頃からの地道な訓練と優秀な技術力が必要である。中国・北朝鮮は、その点不十分であり、強化を図っている。中国・北朝鮮は、米軍の力を二分するべく、台湾侵攻と朝鮮半島有事を同時に起こすことが考えられるが、日本にその備えは出来ているだろうか。二正面作戦に一カ国だけで対処するのは難しい。また、どこにミサイル攻撃をすれば相手国にダメージを与えられるかも、中国・北朝鮮はよく見ている。1発に留まらず、一日に100発のミサイル攻撃を受けたら、日本のいまの防空体制で十分な防衛ができるか、日本人は防衛戦略を真剣に考えなければならない。




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