平成24年9月20日(木)

竹島・尖閣・北方領土の問題点を糺す!

下村博文先生

下村博文先生

衆議院議員[5期]、自民党SC文部科学大臣、
元内閣官房副長官


概要

 領土問題、尖閣・竹島・北方領土が大きな問題となっている折から、尖閣諸島も船で視察し、領土問題を熱心に検討しておられる衆議院議員、元内閣官房副長官の下村博文先生に『竹島・尖閣・北方領土の問題点を糺す!』と題して、御解説をいただきました。
 その要旨は、まず最初に、9月26日に行われた自民党総裁選挙に触れ、安倍晋三元総理と同期で親友であることから、安倍元総理に出馬を強く勧めており、そのために尽力している。総裁候補者講演会の手応えをみても、安倍自民党総裁の可能性は非常に高いと考えているとの発言があり、総裁選挙の一週間前に、すでに結果を言い当てておられることに、驚きました。
 お話の要旨は、まず、尖閣諸島に触れ、1919年12月に、中国福建省の漁民が尖閣諸島の魚釣島近海で遭難したのを日本国民が救助したのに対し、当時の中華民国駐長崎領事が感謝状を出したが、そこには、はっきりと「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島」と記されていることからも日本領土である、としてその感謝状のカラーコピーを配付された。中国は、1968年に国連が同海域を調査して、石油資源の埋蔵の可能性が高いと発表してから、突然、領有権を主張しはじめ、そして2008年に海島保護法をつくり、勝手に尖閣諸島を入れたのであるとして、中国の強引な要求にどう対処するか、10項目近い対策を提示された。また、中国の反日デモによる日本企業などの被害については、中国に断固、損害賠償を要求すべきだとした。
 また、竹島については、その隣りのウルルン島にある独島(韓国名)博物館内の1481年の地図には、なんと独島(竹島)が描かれておらず、この博物館前の石碑には対馬も自国領と書いている。北方領土は、親日的なプーチン大統領と今こそ交渉すべきだ、と結ばれました。


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