平成19年6月26日(火)

NHKスペシャルで放映された
「グーグル革命の衝撃」について

──アメリカ大企業のIT大戦略────

鈴木真美先生

NHK報道局・社会番組部チーフプロデューサー、、NHKスペシャル「グーグル革命の衝撃」を取材・企画


講話概要

9年前にアメリカの2人の若い学生によって考え出されたコンピュータの情報検索技術の会社「グーグル」社が、時価総額で18兆円を集めて、ビル・ゲイツの「マイクロソフト」社をも越える急速な発展を遂げているとして、まず、NHKスペシャルで放映した「グーグル革命の衝撃」を会場にて再放映した上で、この若い2人による発明・開発とは、コンピュータの検索機能の飛躍的向上で、検索に使われたキーワードがどのパソコンから打ち出されたものかが記録され、それをもとに、個々人の求める商品広告を提示する仕組み(ターゲット広告)が作られている。そこで、企業などは、自社の広告をなんとかして検索の上位にランクしてもらうため高額な料金を払うので、18兆円もの大収益を挙げている。日本も早く、この「グーグル革命」の実態を認識し、これに対応して行かないと、世界から大きな遅れをとると警告された。
●ご案内状(pdf)

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