平成13年10月12日(金) |
イスラム原理主義と中東情勢! |
小池百合子先生
衆議院議員、元テレビキャスター・参議院議員講話概要
アラブ過激派によるアメリカの中枢部、世界貿易センタービルやペンタゴンへの航空機ハイジャック・自爆テロは、実に衝撃的な事件でした。6000人余といわれる犠牲者への追悼が行なわれ、アメリカはいま本格的な報復攻撃に出ようとしております。そうした場合、下手をすると、西側諸国とイスラム世界との長期全面戦争も予想され、憂慮に堪えません。そうした折だけに、今回、かつてエジプト・カイロ大学を卒業され、中東情勢では知る人ぞ知る、第一人者とされる小池百合子衆議院議員に、頭記の題で、御講話をいただきました。
一般の報道にはない中東の生活習慣や裏の事情にも触れてのお話でしたので、大層勉強になりました。また、外国の事情は、小池議員のように、実際に現地に長期滞在してみてはじめて分かることが多いことを痛感し、願わくは、小泉総理はじめ政府におかれても、小池百合子議員の中東に関するこうした知識を、極力聴取され参考にされて、今回の中東問題について、的確な対処をしていただきたいもの、と思いました。御講話のあとの質疑応答も盛んでした。